学会企画

キャリアパス委員会主催ランチタイムセミナー2025

「食いっぱぐれない研究者としての人生」(12/3昼)

「ところ変われば戦略変わる~キャリアパスの最前線~」(12/5昼)

AMED共催:研究倫理委員会企画・研究倫理ランチョンセミナー(12/4昼)

「研究不正を考える―私たちが何をすべきか?」

第48回日本分子生物学会年会 学会企画/MBSJ Forum(12/3夜)

「著者からエディターへ:日本の科学を世界へ発信する橋渡しになろう」

通常総会(12/4夜)

キャリアパス委員会主催ランチタイムセミナー2025

「食いっぱぐれない研究者としての人生」

日 時:
2025年12月3日(水)12:50~14:05
会 場:
パシフィコ横浜 会議センター3階301(第2会場)
司 会:
末次 正幸(立教大学理学部)
聴衆参加型ディスカッションwithキャリアパス委員

末次 正幸(座長/立教大)、甲斐 歳惠(京大/阪大)、鐘巻 将人(遺伝研)、佐田 亜衣子(九大)、
平谷 伊智朗(理研)、胡桃坂 仁志(委員長/東大)

「若者たちよ、研究者になろう!」この企画は、その道を選ぶ若者を応援するためのものです。でも研究者ってポジション少なそうだし、優秀そうな人たちが沢山いる中でリスク高すぎない? キャリアの選択肢としてとても安定しているように見えない…。要は「食いっぱぐれたくない」。そういった不安を抱える学生や若手研究者と、かつて同じ不安を抱えていたキャリアパス委員がパネル形式で議論を行います。研究を職とする人々がどのようなスキルを身につけ、どのような戦略やリスク管理を行ってきたのか、具体的な事例を通じて探っていきます。これにより、若い世代が「研究者という人生」にチャレンジする勇気を持てるようになることを目指します。事前アンケートや双方向対話形式で進行しますので、ぜひ皆さんの疑問や意見をぶつけてみてください。

「ところ変われば戦略変わる~キャリアパスの最前線~」

日 時:
2025年12月5日(金)12:50~14:05
会 場:
パシフィコ横浜 会議センター3階301(第2会場)
司 会:
黒岩 麻里(北海道大学大学院理学研究院)
聴衆参加型ディスカッションwithキャリアパス委員

黒岩 麻里(座長/北大)、香月 康宏(鳥取大)、篠原 美紀(近大)、藤 泰子(科学大)、
三浦 恭子(熊本大・生命/九大・医)、三嶋 雄一郎(京産大)、胡桃坂 仁志(委員長/東大)

「経済的な理由で博士課程進学を断念せざるを得ない…」本当にそうでしょうか? 時代は変わりつつあります! 研究者のキャリア形成には、その身をおく研究環境が大きな影響を与えます。博士課程での研究環境もしかり。特に、経済的な不安を抱えることなく研究に専念できるサポート体制は、多くの大学で充実してきていますが、その内容は多岐にわたり、あまり広く知られていない状況です。そこで本企画では、日本各地の国立大学・私立大学・研究所に所属するキャリアパス委員が登壇し、多様なキャリア選択の実例や、各所属機関のサポート制度について紹介します。さらに、パネルディスカッション形式で、みなさんの疑問や不安に直接お答えします。事前アンケートや双方向対話を通じて、あなたの声に耳を傾けながら進行しますので、ぜひ積極的にご参加ください!

〔聴衆参加型ディスカッションについて〕

※参加者の皆様にご自身のスマートフォン・タブレット端末等から専用サイトへアクセスしていただき、ご意見を会場のスクリーン及びZoom Webinarでリアルタイム表示する「オーディエンスインタラクションツール(Slido)」を導入します。

AMED共催:研究倫理委員会企画・研究倫理ランチョンセミナー

「研究不正を考える―私たちが何をすべきか?」

日 時:
2025年12月4日(木)12:50~14:05
会 場:
パシフィコ横浜 会議センター3階301(第2会場)

研究の公正性を守ることは、科学の信頼性を支える基盤です。しかし、一度不正が起きると、その調査には多くの人の時間と労力が必要となり、関わった研究者の今後の活動や人生にも大きな影響を及ぼします。それにもかかわらず、不正は後を絶ちません。今回のセミナーでは、研究現場で何が起きているのかを検証し、未然防止に向けて私たちが取るべき行動を議論します。
講演1では、AMEDから、これまでに報告された研究不正の事例やその背景を紹介します。不正はなぜ起きるのか、どのように防ぐことができるのかを一緒に考えます。講演2では、最近特に問題となっている「画像データの扱い方」を取り上げます。AMED発行の解説冊子に基づき、主要論文誌の投稿規定や、画像データを取り扱うときの考え方、具体的な処理について解説します。
最後に、研究倫理委員会の委員や講演者を交えてディスカッションを行い、研究の信頼性を守るために私たちができることを共に考える場とします。

講演1 「AMED事業における不正行為の事案と措置」

松室 寛治(国立研究開発法人 日本医療研究開発機構 (AMED))

講演2 「適正な画像処理方法」

塚田 祐基(慶應義塾大学理工学部生命情報学科)

研究倫理委員パネルディスカッション

石黒 啓一郎(司会)、粂 昭苑(委員長)、原 英二、東山 哲也、山本 卓(以上委員)、松室 寛治、塚田 祐基

第48回日本分子生物学会年会 学会企画/MBSJ Forum(12/3夜)

「著者からエディターへ:日本の科学を世界へ発信する橋渡しになろう」

日 時:
2025年12月3日(水)19:15~20:30
会 場:
パシフィコ横浜 会議センター4階413(第10会場)

オーガナイザー:岡田 由紀(東京大学)、斉藤 典子(がん研究会がん研究所)

概要PDF

日本人研究者の多くは「著者」として学術誌に関わっていますが、国際誌の「エディター」としての関与は極めて少なく、日本のサイエンスの国際的可視性が高まらない一因ともなっています。一方、中国などではエディターの積極的な登用や出版戦略が進んでおり、国際発信力の差は拡大しています。本企画では、国際的に著名な学術誌のエディターを招き、日本人研究者、特に若手層に対し、エディターというキャリアパスを紹介します。サイエンスの送り手としての新たな役割に目を向け、日本からの情報発信の強化に繋がることを期待します。

Lecturer and Panelist

Dr. Bernd Pulverer (Chief Editor of EMBO Reports)
Dr. Yuan Hu (Cell Systems)
Dr. Tadashi Uemura (Kyoto Univ./Chief Editor of Genes to Cells)
Dr. Spyros Goulas (Kyoto Univ./formerly Dev. Cell)
Dr. Tatsuo Fukagawa (Univ. Osaka/MBoC)
Dr. Adrian Moore (RIKEN)

※本フォーラムは英語での講演を含め、日本語/英語混交での開催を予定しています。

※会場では軽食をご用意いたします。(先着順/数に限りがありますこと、ご了承ください)

第48回通常総会

日 時:
12月4日(木)19:15~20:15
会 場:
パシフィコ横浜 会議センター3階311+312(第6会場)

※会場では軽食をご用意いたします。(先着順/数に限りがありますこと、ご了承ください)